一般的に、lanケーブルがないとインターネットは使用できないと思われることでしょう。2000年初頭まではその通りであり、モデムと各情報端末を接続しないといけませんでした。ケーブルでつながれた状態では移動させることができず、若干不自由を強いられるのが実情だったものです。ところが昨今では便利な周辺機器が開発・販売をなされており、ワイヤレスの環境下でインターネットを使用することが可能です。

その便利なアイテムとは、「無線LAN」です。名前の通り無線電波を使用した通信を確立させているもので、タブレットやノートパソコンなどには標準搭載をされています。lanケーブルとどのような違いがあるのかを見ていくと、まずlanケーブルの場合はグラスファイバーを備えたケーブルです。それとは違って無線LANは、IEEE8.011という国際規格の通信電波となっていて、これに対応している親機をモデムに取り付ければワイヤレスで通信ができます。

2001年にアメリカ・中国などで普及をした便利なアイテムで、日本でも現在はlanケーブルよりも利用者が多いほどです。量販店やネット通販サイトで無線LANの親機と子機を購入することが可能です。さまざまなメーカーから販売されていますが、100Mbps程度で同時4台接続の機種を購入すれば、一般家庭では十分快適なネットライフを実現できるでしょう。4000円前後で買い求められる商品になっています。