ケーブルを結束バンドでまとめることの危険性

ドライヤーやこたつを買った時、電源ケーブルが結束バンドでよくまとめられているのを目にします。結束バンドを解くのが面倒くさくて、そのまま使用している人も多いようです。それに、まとめていた方が部屋がスッキリしてみえます。ケーブルに足を引っかけて転倒するという事故も起きることがあるかもしれません。

しかし、その使い方は危険なのです。では、どこがどうして危険なのでしょうか。それは、ドライヤーやこたつは消費電力が高く、ケーブルが発熱している状態にあるからです。この状態は、ジュール熱という現象によって引き起こされます。

そして、部位が重なり合い、温度がどんどん高くなって発火することが起こり得るのです。その他にも、冷蔵庫や電子レンジ、オーブントースターも注意が必要です。製品を買った時に付いてくる説明書にも書いてあると思いますが、隅々まで読んで使う人は少ないとおもうので、知識としてこの注意事項を覚えておくといいでしょう。しかし、ケーブルがからまって使いにくいということや、それに加えて掃除がしにくいという意見もあります。

どうしても結束バンドでまとめて使いたいならば、短時間の使用にするという手があります。とはいえ、解いて使うことが一番安全に製品を使うということです。安心して製品を使う方が精神的にもいいです。危ない橋は渡らないに越したことはありません。

それで火事になって後悔するなんてことはしたくないものです。

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