結束バンドの素材はナイロンなどでできています。そのため長期間の使用では劣化が避けられません。適切な物を適切な場所に使用しないと破損などの事故につながります。ここでは耐候性についてみていきましょう。
結束バンドの耐候性を低下させる要因は主に3つ挙げられます。太陽光にさらされること、乾燥すること、極端に重量がある物を吊り下げて結束することです。太陽光にさらされるとひび割れたり、変色したりします。直接日の当たる場所に置く場合、カバーなどの対策が必要になってきます。
また、同様に時間が経つとナイロンに含まれる水分が蒸発し乾燥します。そうなるとひび割れの原因にもなり劣化を早めます。そして、極端に重量のある物を吊り下げて結束する場合は常に同じ場所に大きな負荷がかかります。強い負荷がかかった部分は先に劣化してしまい、切れる原因になります。
結束バンドには重量に応じて適切なバンドの太さがあります。ある程度重量のある物を固定する場合、太いバンドの物を選択して下さい。次に結束バンドの色に着目してみましょう。一般的に白や乳白色の物は室内で使用することが前提に作られているため屋外で使用するとより早く劣化します。
一方、黒色の物は主に屋外で使用することを前提としているため耐候性が高く設定されています。しかし、黒色の結束バンドであっても安価な物はただ黒色に着色しただけの場合があるので注意が必要です。現在では100円ショップでも購入することができますが、使用する場所によって適切な物を選択したり、素材を確認する必要があります。耐候性の結束バンドのことならこちら